IoT通信モジュール

LoRaPi-HAT

Raspberry Pi用LoRaPi-HATは 通信費不要&最大50バイトのペイロードを持つPrivate LoRaにより、IoT通信網を強化 LoRa LPWAの活用で、WiFiやBluetoothでは届かなかったエリアをカバーし、GNSS情報を簡単活用が可能です。

特長

複数のGNSS衛星に対応

GPS(米国)・QZSS[みちびき](日本)に対応し、より広いエリアで安定した位置情報の取得が可能です。
GPS、QZSSに、さらにGLONASS(ロシア)をサポートした別注品のご提供も可能です。

RTC(リアルタイムクロック)モジュールを搭載

超高精度リアルタイムクロックLSI DS3231を搭載しバッテリバックアップで、GNSSの 時刻同期情報と組み合わせて、自律型のリアルタイム時刻の維持が可能です。
ユーティリティソフトウェアによりプログラムレスですぐにRaspberry Piを GNSS時刻同期+RTCによる自律時刻サーバとして動作させることが可能です。

LPWA通信の定番920MHz帯 LoRaモジュールを搭載

LoRa通信をIoT通信網に利用することで、免許不要で、通信費が不要で、ワイドエリアのセンサー通信を実現できます。
日本国内では920MHz帯により安定した電波特性を確保できることが特徴です。

(出力13dBm時)通信距離の目安

  • 建物内:~1km程度
  • 都市部:~3km
  • 郊 外:~10km
  • 最長見通し:~30km超
任意のGNSSアンテナを選択

実用的なRaspberry Pi HATを目指した設計により、u.FLタイプのアンテナコネクタを搭載しました。
リチウム電池 CR1220(バックアップ用/消耗品)付属別途アンテナが必要となります。
基板に直接貼り付けるタイプ(CL-GARF1,CL-GARF2)、ケースなどに自由に固定できるタイプ(CL-GARF3)
さらには、車載用のアンテナ(CL-GARF9)まで利用用途に応じたものを選択可能です。

専用ユーティリティでGNSS情報を簡単活用

ロギングツール:GNSSロガーのためのユーティリティ「LoRaBeaconLogger」

  • GNSS情報をテキストファイルに出力(NMEA-0183 / JSON(JSONによりWebGISアプリの開発がカンタン) / CSV 形式)
  • Linux FIFOに出力(NMEA-0183 / JSON形式)

開発ツール:GNSSの機能を関数群としてAPI利用するための、C/C++、Pythonソース  コード「GNSS APIライブラリ」

  • ライブラリにて位置座標の10進変換等を完結させており、GPS等に関わる専門知識なしに独自のGNSSデータを利用したアプリケーション開発が可能(GNSSユーティリティは、PosPi-HAT/zeroのものと共通)

機能概要

GNSS(GPS/ QZSS)[別注品にてGLONASS対応モデルあり]
LoRa(低電力通信)
RTC(リアルタイムクロック)
※920MHz LoRaアンテナ付属(GNSSアンテナ別売り)


IoTへの活用事例

LoRa電波測定システム
活用イメージ画像

GPSで位置情報を取得しながら、LoRaの電波強度と到達可否を測定しロギングします。

環境センサーLTEゲートウェイ
活用イメージ画像

防雨・防塵の屋外設置LoRaゲートウェイでクラウドへセンサーデータを伝送します。


その他、GLONASS(ロシア)をサポートした別注品のご提供も可能です。

また、ニーズに合わせた別売アンテナは、基板に直接貼り付けるタイプ(CL-GARF1,CL-GARF2)、ケースなどに自由に固定できるタイプ(CL-GARF3)、さらには、車載用のアンテナ(CL-GARF9)まで利用用途に応じたものをご用意しています。
ぜひご相談ください。


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