リアルタイム映像伝送

写真は、当社Raspberry Pi/CM3対応キャリアボードを搭載した機器に
Smart Sightを搭載した機器のイメージです。
本Smart Sightはソフトウェア製品でありハードウェアは含んでおりません。
Smart Sight|HpVT Toolkit & SDK

Smart Sightは、リアルタイム映像伝送のためのHpVTテクノロジーと、映像のエッジ解析のためのWebアプリケーションです。 HpVTは、4G/LTEモバイル通信環境など高遅延・狭帯域通信環境での、高品質リアルタイム映像の伝送を実現したIP通信プロトコルです。 ソフトウェア開発キット(SDK)によって、映像解析処理などのプラグインを開発することにより、 機械学習や各種映像解析アルゴリズムによるVisual IoTを実現できます。
Raspberry Piに対応しています。

映像を活用した新たなIoTの扉を開く
Visual IoTのためのToolkit & SDK

高性能なビデオ処理チップを内蔵したRaspberry Piを採用することで、ビジュアル・エッジコンピューティングを身近にします。
映像処理フレームワークとして利用でき、オープンソースの代表格であるOpenCV 2/3と容易に連携できます。

Smart Sight(HpVT Toolkit & SDK )概要1

エッジコンピューティングによるリアルタイム解析を身近に

Smart Sight(HpVT Toolkit & SDK )概要2

HpVTのリアルタイム伝送の特徴

リアルタイム性を重視した低遅延の動画再生

・実時間との再生遅延やジッターをフレーム単位で自動補正し、映像の途切れや急激なコマ飛びを抑制
・通信帯域の変化に応じて動画ビットレート・フレームレートの動的な適応制御を実現
・ロボットやドローンなどの遠隔映像取得などにも活用可能

通信回線による映像品質劣化を抑制

・通信回線の状態をモニタリングし、映像フレームのパケット化、バッファリングの制御を工夫することで、回線品質が変化するモバイル網での品質を向上
・前方誤り訂正(FEC)により、ネットワーク上でのロスパケットを復元


HpVT Toolkit & SDK 主要機能

撮像
  • 解像度設定(最大1920×1080ピクセル)
  • 動画/静止画撮影
  • カメラフレームレート設定(1~60fps)
  • 静止画(JPEG)品質の設定
  • 拡張AWB
    ※弊社が提供するRaspberry Pi Camera Module向け
    オートホワイトバランス機能
  • その他、各種パラメータ操作
伝送
  • H.264 エンコード/デコード
  • 動画/静止画撮影
  • 動画フレームレート設定(1~60fps)
  • パケットサイズ設定
    ※自動・手動設定
  • 回線状態適応制御
    ビットレート・動画フレームレートの自動制御設定
  • その他、各種パラメータ操作
保存
  • H.264可変フレーム保存(撮像・再生)
  • メタ情報保存(撮像・再生)
  • 保存映像再送信
映像解析インターフェース
  • OpenCVイメージ
  • 映像フレームのルーティング
  • クロップ
AR(拡張現実)インターフェース
  • OpenVG描画 など

性能

Raspberry PiハードウェアH.264エンコーダを活用

最大解像度1920×1080 30fps対応(Raspberry Pi 3利用時)
解像度1280×720 以下の場合 60fps対応

対応機器:Raspberry Pi 2/3 Raspberry Pi zeroシリーズ
※Raspberry Pi zeroを使用する場合は、高解像度、高フレームレートでの映像伝送にプロセッサ能力が不足する場合があります。
また、プロセッサ性能の限界により、映像解析等の利用には、高性能なRaspberry Pi3を推奨します。


ライセンス&サポート

  • 非商用利用・研究開発利用向け:開発・利用ライセンス(無償)
  • 商用開発利用向け:開発ライセンス(無償) + 技術&開発サポート(有償)
  • 商用ライセンス:利用ライセンス + サポート(有償)
  • ※詳しくは、当社Smart Sight/HpVT担当営業までお問い合わせください。

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本社  0774-98-3873

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