お知らせ

令和7年10月3日

 

2.4GHz帯 近距離無線通信モジュール「WannaBee」発売のご案内

 

弊社、株式会社クレアリンクテクノロジー(本社:京都府・代表取締役CEO 水原 隆道)は、運営するIoT統合ブランドDRAGON TORCH(ドラゴントーチ)より、2025年10月に近距離通信モジュール「Z240」シリーズの販売を開始し、「Z240-MP4(EA)」、「Z240-MP4(CT)」(アンテナ外付タイプ)、「Z240-CP13」(高出力・アンテナ外付タイプ)のモジュールラインナップを展開します。

 

【「WannaBee™(ワナビー)」が提案するワイヤレス通信の新たな可能性】
WannaBee™は「使いやすい近距離通信でワイヤレス通信の可能性を広げ、アイデアをもっと望みどおりに実現できるように」という想いを込めて名付けられました。徹底したコストダウンとサポートの充実に取り組み、IEEE802.15.4規格/2.4GHz帯の近距離通信における「高価格」と「複雑さ」といった課題を解決しました。これにより、難しいと敬遠されがちなメッシュ型ネットワークの導入ハードルを下げ、より身近な選択肢としてWannaBee™を手に取っていただけることを目指しています。
 
WannaBee™はZigBee®プラットフォーム認証取得済のSoCを採用しており、ZigBee®3.0の機能全てをカバーしています。メッシュネットワークの自動構成による効率的なデプロイメントと、小容量電池で長期間駆動を可能とする省電力性を実現しました。ZigBee®ネットワークと安定した相互通信ができ、照明、センサー、スイッチ等、既存のZigBee®製品と高い互換性があります。利用シーンは、ホームオートメーション、工場やビル等の管理運営効率化、物流管理、医療現場でのモニタリング、小売り環境での作業効率化など、様々な分野に及び、更に広がっています。
 
長距離通信のLoRa®に加え、近距離通信のWannaBee™という新たな選択肢を増やすことで、より自由なワイヤレスネットワーク活用をサポートします。

 

【充実のサポート体制】
本モジュールの使用には、専用開発キットは不要です。本モジュールとマニュアル類があれば、一般的なマイコンやSBCで試作や開発が可能です。日本語のデータシートやZigBee®プロトコルの動作を使いやすくまとめたAPIライブラリ、各実装に対応するサンプルコードも提供し、複雑なZigBee®互換アプリの開発を分かりやすくサポートします。

 

【開発評価ボードをご用意】
開発評価ボードはUSB端子搭載でPCやLinux対応SBC(Single-board Computer)と簡単に接続でき、Pythonでのラピッドプロトタイピングにも対応しています。小型マイコンへのUART接続も可能で、本格的なデバイス設計と実装をはんだ付けなしでスムーズに行うことができます。

 

詳しい特徴、通信モジュールの詳細は、各製品ページをご覧ください。

 

Z240-MP4(EA/CT)製品ページ:https://dragon-torch.tech/wannabee-modules/z240-mp4/

 
Z240-CP13製品ページ:https://dragon-torch.tech/wannabee-modules/z240-cp13/

 

プレスリリース全文は、こちらのPDFをご覧ください。

 

株式会社クレアリンクテクノロジー
代表取締役 CEO 水原 隆道